例会実施要綱

VENUE - 北沢タウンホール・第1集会室
OPEN - 11:00 / START - 11:30
CHARGE - 500 yen (RESERVATION REQUIRED)


2007/11/08

CHRONICLE [1: the beginning]

2002年8月24日、【?】(demandosigno)というオープン大会が開催されました。


この前年の12月頃に『東京大学問答會』という大会がありました。これは当時、「東大風」という言葉が流行として消費されていた時代に、実際に東京大学のクイズ研究会が主催した大会で、参加者をうならせる問題で大好評のうちに幕を閉じました。これに刺激を受けた、というよりは「こんな面白いことを東大だけのものにするのはもったいない」と思い立った、当時は学習院大学の学生だった野田修平が、大会終了後、友人・知人や、「この人なら面白い問題を作りそうだ」という人達に声をかけ続けました。

「聞いて納得、答えて嬉しい」というのがスタッフの共通理念でした。そのため、2000問以上集まった問題のうち、6割以上の問題がボツになりました。その理由のほとんどが、「例会で聞いた」「問題集で見た」というものでした。もちろんそれだけが理由ではありませんが、共通理念を突き詰めた結果の一つが、「クイズの外で得た知識で戦って欲しい」というものでした。最初の問題提出から実に8ヶ月間、大会の数日前まで問題制作は続きました。当日は122名の方にご参加頂き、賛否両論あったものの、大会は一応の成功に終わりました。

この時のスタッフチームにつけられた名前が「system F」でした。スタッフの中に「F」というイニシャルを持つ者がいたことにより、世界的に有名なトランスDJフェリー・コーステンの名義にひっかけて名づけられました。大会の準備段階から、この大会をきっかけにサークルを作り、この問題傾向を継承し続ける、という考えがありました。「コミュニケーションツールとしてのクイズ」を追求するためには、サークルという形態が適している、と考えられたからです。


大会から2ヵ月後の2002年10月、クイズサークル「system F」は、産声をあげました。